昨今はSEO(検索からの流入)だけでブログを成功させるのは難しいとの声が多くなってきました。
そして多くの人気ブロガー、アフィリエイターは
「これからの時代はTwitterも同時にやるべきだ」
と口をそろえて言っています。
というワケで今回はこちらがテーマ。
Table of Contents
ブロガーがTwitterをやるメリット
まずはブロガーがTwitterをやるメリットから解説していきます。
メリットは全部で5つ。
流入源は多ければ多いほどいい
これからの時代、SEO(検索流入)だけでブログを運営していくのは正直不安です。
というのも、Googleのさじ加減ひとつでかんたんに順位が変わってしまうから。
検索流入以外の集客経路がない場合、Googleの順位が落ちてしまえば、一瞬でブログの閲覧者がいなくなってしまいます。
実際これまでのGoogleコアアップデートで、数多くのブロガーが天国から地獄へと突き落とされました。
Googleが定期的に行うコアアップデートでは検索順位が大きく変動するんだ
たとえばある時期まで
「月○○万の収益が出たぜ!」
と自信満々に報告をしていたブログの更新が、2019年あたりで途端に止まっているのを見かけた事はありませんか?
そうしたブログの中には
月に数十万あった収益がGoogleアップデートによって無収益になってしまった
というケースも少なくないんですよね。
つまり検索流入だけに頼ってしまうと、それを失った時にアクセスがなくなってしまうワケです。
ポイント
Twitterからも流入があることで、万が一のときの保険になる
SNSの中ではもっとも集客効果が期待できる
利用者が多いSNSとしては
- インスタグラム
- LINE
が有名ですよね。
ですが、まずFacebookは以前ほどの利用者がいません。
使ってないけど一応アカウントだけは残ってる...という幽霊会員がほとんどです。
たしかに身近でまだFacebook使ってる人ほとんどいないや
次にインスタグラムですが、これで集客をするのもなかなか難しいです。
というのもインスタグラムは投稿にリンクを貼れないから。
プロフィール画面などにURLを貼って、なんとか集客できないこともないですが、難易度はかなり高め。
そして基本的に「読む」というより「見る」SNSなので、ジャンルによる向き不向きもかなり大きいです。
また鍵アカウントで身近な人間のみと交流してるケースが多いため、集客までのハードルは高くなります。
これはLINEも同様で、ほとんどのユーザーが知り合いとの交流用としてのみ利用しています。
FacebookもインスタもLINEも集客のハードルが高いんだね
残るはTwitter。
Twitterも一時期ほどの勢いはないものの、Facebookと違いまだまだ利用者は大勢います。
ニュースで頻繁に取り上げられる「ネットユーザーの声」というのも、ほとんどがTwitterから拾ってきたものですからね。
そしてインスタグラムと違いテキストがメインなので、ブログとの相性はバツグン。
さらに趣味アカウントや愚痴アカウントといった、いわゆる”裏垢”の利用者が多めなのもTwitterの特徴。
知り合いでなくても交流がしやすいため、集客のハードルは他のSNSと比べてかなり低いと言えるでしょう。
ポイント
もっとも集客の難易度が低いSNSがTwitter
始めてすぐに集客できる
通常ブログではアクセスを集めるのにかなりの時間がかかります。
というのも、記事を書いても検索上位に表示されるのはたいてい数か月後なので、そもそも誰の目にも触れないワケです。
ところがTwitterの場合、コツさえ知っていれば、始めたその日に大勢の人を集めることも珍しくありません。
とくに話題になっているトレンドネタなんかは、うまくいけば何百、何千ものユーザーが一瞬で集まってきます。
このように始めてから効果が出るまでの期間の短さは、SEOよりも断然Twitterが優位です。
ポイント
初心者でもすぐに人が集まってくる
ブログに書くほどでもない短い内容を投稿できる
ブログの場合、1記事に書く文字数は少なくとも1000文字以上がほとんど。
あまり短すぎる記事は”低品質な記事”とみなされるリスクがあるため、一定のボリュームがないと記事にはしづらいのが現状です。
一方Twitterでは1度の投稿に書ける最大文字数が140文字と決まっています。
そのためブログに書くほどボリュームのない情報でも、Twitterでは気軽に発信することができます。
固定ファンを作りやすい
こうした短くまとまった発信を定期的にしていると、固定ファンができやすくなるのも大きなメリットです。
『単純接触効果』といって、人は触れる回数が多いものほど好意を持つ傾向があります。
つまり発信の機会を増やすほど読者に好かれ、ファンになってもらうチャンスが増えるワケですね。
あるいは自分から誰かへ積極的にアプローチするのも有効です。
たとえば自分のブログと関連性があるジャンルのツイートをしている人に”いいね”や”リツイート”を送るという方法。
いいねをされた側は気分が良くなるため、こちらに興味を持ってブログを見てくれたり、上手くいけばフォローもしてくれます。
こうして新たな読者をどんどん増やしていけるのがTwitterの長所ですね。
固定ファンを多く作りたいならやっぱりTwitterを使ったほうがいいよね
ブロガーがTwitterをやるデメリット
さて、ここまで良い話ばかりしてきましたが、Twitterにはデメリットも存在します。
ここからは僕がTwitterを運用していくうえで実際に感じた4つのデメリットを紹介しましょう。
時間をロスしやすい
Twitterでは常に新しい情報が流れ続けています。
その情報を追うことに必死になり、大量の時間を失ってしまう人も少なくありません。
また他にも
- 自分の発信したツイートに対する反応が気になり何度も見てしまう
- どんなツイートをするかウジウジ悩んでしまう
- 返信やいいね返しなどに時間をかけてしまう
といったように、一歩間違えれば他の作業にも支障をきたしてしまいます。
Twitter中毒ってやつだね
攻撃的なコメントが多い
Twitterでは攻撃的なコメントを見かけることも少なくありません。
とくにトレンドネタや政治に関するネタなどでは、常に何かと闘っているようなツイートが散見されます。
そうした空気に嫌悪感を抱くブロガーも多く、それが嫌でTwitterをやめてしまうケースもよくあります。
また最悪の場合、自分自身がその攻撃的なツイートの対象になることもあり得るので、精神的に傷つけられてしまうリスクもあります。
ポイント
Twitterの攻撃的な空気感が合わない人も少なくない
反応がないと落ち込む
Twitterで一番落ち込むのは自分のツイートにまったく反応がないときです。
時間をかけて考えた渾身のツイートにまったく”いいね”が押されない。
これほど虚しいことはありません。
「なぜアイツはあんなに”いいね”をもらってるのに自分は一切もらえないんだ!」
...という感じで、どんどん自分が惨めに見えてきます。
とはいえ、これはTwitterを始めたばかりの初心者は誰もが経験すること。
この無反応期間を我慢し、ひたすら発信を続けることで少しずつあなたのファンは増えていきます。
僕も初心者のころは、何をつぶやいても反応してくれない期間があったよ...
コツを知らないと人が集まらない
いいねやリツイートが多い発信者はとびぬけて内容が素晴らしいのか?
そうとも限りません。
無名でも鋭いツイートをしたり、とても秀逸なツイートなのにほとんど反応がないパターンもよく見かけます。
ブログでもそうですが、Twitterにもうまく人を集めるコツがあるのです。
これを知らないうちはいくら頑張ってツイートしても反応は得られないでしょう。
ポイント
コツを知らなければどんなに内容の濃いツイートをしても結果につながらない
今の時代、ブログで成功するにはTwitterは必須なのか?
以上のように、Twitterにはメリット・デメリット両方の側面が存在します。
ここでもう一度メリット・デメリットをおさらいしてみましょう。
これを踏まえて最後の疑問に答えます。
ブログで成功するにはTwitterは必須なのか?
答え:Twitterは必須ではありません
というのも、Twitterを運営せずに月数十万もの収益を稼いでいるブロガーをたくさん知っているからです。
もちろん流入源がひとつ減ってしまうので、集客の難易度で言えば高くなります。
ただその分Twitterに充てる時間をブログに専念できるので、必ずしも不利になるとも言い切れないんですよね。
とくに繊細な人の場合はTwitterの攻撃的なコメントに心を痛めてしまうリスクも少なくありません。
そうなってしまっては本業のブログ自体にも悪影響が出てしまいます。
なのでそういった繊細な人はTwitterをやらないという選択肢も十分ありです。
ただ基本的にはやはりTwitterを同時に運用したほうがメリットは多いですね。
SEOよりもすぐに人を集められるし、SEOが駄目になった時の保険にもなります。
なので個人的見解をまとめるとこうなります。
ポイント
- Twitterをやったほうが集客の難易度は下がるし保険にもなるからオススメ
- ただしTwitterをやることでブログに支障をきたしてしまうようなら無理にやる必要はない
無理がなければ基本的にはやったほうがいいってことだね